最新のAESSEAL®システムにより大幅なコスト削減

米国中西部のトウモロコシ製粉会社は、最新の AESSEAL® 製品の導入により数千万円のコスト削減に取り組んでいます。

Seal Support Systems

最新のAESSEAL®システムにより大幅なコスト削減

米国中西部のトウモロコシ製粉会社は、最新の AESSEAL® 製品の導
入により数千万円のコスト削減に取り組んでいます。

屋外蒸留エリアにはメンテナンスが行き届いていない旧式のポンプが11 台保有りました
が、圧力計や圧力調整器が設置されておらず、日々の圧力管理が不十分でした。 そのため
吐出し圧力が 0.5 MPaG で、既存のメカニカルシールに対して過剰な差圧条件でポンプが
運用されていることに気が付くことができない状態でした。

お客様は冬の外気温が低い期間は、月に約100万円をかけて、揚液に凍結防止剤としてグリ
コールを添加する必要がありました。 その際、揚液中で水とグリコールが適切に混和され
なければ、ポンプ内で凍結が発生するということが重大な問題となっていました。 そして
ついに、ポンプ内での凍結が発生してしまい、1 週間にわたる稼働停止により、生産ロスお
よび設備修理費用を合わせて1億円 以上の損失を被ることになってしまいました。

これらの問題に対して AESSEAL は、お客様のポンプのメカニカルシールを DMSF™ ダブ
ルカートリッジメカニカルシールにアップグレードすることを提案しました。 さらに、タ
ンクシステムについては、温度調整用のコイルを備えたAESSEAL® SW2™ 25Lにアップグレ
ードしていただくこととなりました。

この新しいシールシステムは2022年9月に導入されて以降、現在まで問題なく稼働していま
す。タンクシステムは圧力が適切に設定されているため、ホースを使って供給タンクに水を
補充する必要はありません。 DMSF™ のポンピング リングはメカニカルシールとタンクの
間の流量を維持し、凍結しにくくしています。 また、冬期は温度調整用コイルをタンク加
熱用のヒーターとして使用することで、凍結による重大な損失リスクを大幅に低減すること
を期待されています。

お客様の声： 「AESSEAL®アドバイザーの皆様のご支援に大変感謝しております。皆様と一
緒に新しいシステムを立ち上げて導入することができ大変嬉しく思います。新しいシステム
の成果がすでにはっきりと結果に現れています。」


「システムのアップグレードにより信頼性が大幅に向上」


業種: トウモロコシの湿式製粉

製品: DMSF™ および SW2™

用途: グリコールポンプ

ｺｽﾄ削減: 生産ロスと修理費用による損失

参照番号: TD3085312_JP


www.torishima-aesseal.co.jp




TD3085312